ビカクシダの育て方(室内)
ビカクシダを室内で育てるための情報を簡単にまとめます。筆者は東京在住のため、気候・気温は東京都内を前提としています。現在、20株ほど育てています。一例として参考にしてください。
ビカクシダは品種とサイズによって育て方の難しさが変わります。例えば強い品種であるビフルカツムと、湿度などのケアが必要とされるマダガスカリエンセでは差があります。最初はできるだけ早く大きく育つ品種を選ぶと育成が楽しめると思います。とはいえ東京の気候だと冬も室温で15度以上は保てるので、基本的にどの品種でも育てるのはそこまで難しくはないと思います。
必要なもの
- 植物用ライト:
- ライトは基本的にはあるほうが育つ
- ルクスを計測しながら位置を変えるのがいい
- 自分は部屋のライトと連動しているので起きている時間に照らしている(明暗が切り替わる頻度が高いほうがいいらしい)
- 風(サーキュレーター):
- 成長には水苔の乾湿サイクルを早めることが必要
- 24時間稼働でもOKだが、自分は起きている時間につけている
- 壁
- そもそもビカクシダはシダ植物なので、壁にかけるのがいい
- 光や風を当てるにも壁にかけるのが効率がいい
これらが揃えば、水苔の乾きを手で確認しながら、乾いたらシャワーや水道で水をあげるというのを繰り返せばいいです。自分は大体水やりは平均的に1~2日に1回程度あげています。冬場はもう少し頻度を落としてもいいかもしれません。常に湿らせておく必要はないです。 小さい株の養生テープでの育成などは自分はやっていません。小さい株は少し水を与える頻度を落とさないように気をつけているのみです。養生テープを使えばより早く育つかもしれませんが、なしでも育ちます。
肥料
- マグァンプ(置肥):
- コーヒーフィルターに入れて、爪楊枝で刺して与えています
- リキダス・ハイポネックス(液肥):
- バケツなどにドボンする環境がないため、水に薄めてスプレーで与えています。正直効果的なのかイマイチわかりません
与えなければ育たないということはないですが、できるだけ与えたほうが発育は良くなると思います。置肥も液肥も特にコストはかからないので、与えましょう。自分の与え方だとかなり余ります。